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貴方に届くはいつの日か
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『物書きさんに創作バトン』
次にあげられた20題の言葉の続きを考えてみて下さい。(長ければ削除OK)


右手に君を→
 捕まえているから。左手で僕を捕まえてて。


月の欠片を→
 飲み込んで、闇は冷たく微笑んだ。光が知る前に、太陽をも隠してしまえ。


それは全て→
 初めから決まっていた。彼が私を殺すことも。私が彼に恋に落ちることも。


赤い罪→
 そう呼ばれた女がいた。
 その女はいつも殺しながら泣いていた。
 だから終止符を与えようと思ったのかもしれない。


黒い罰→
 そう呼ばれる男がいる。
 その男はいつも無表情に無感情に人を殺める。
 だから与えてみたかったのかもしれない。私を。


さようなら、なんて→
 言えた柄じゃないけどな。んでも、言いてぇんだよ。お前には。


鳥籠の鳥は→
 今日も歌う。
 ずっとここにいるよ。貴方だけを見つめ続けるから。
 だから、ずっと閉じ込めておいて。


牢屋に咲いた→
 白い薔薇。それはかつて囚人の血により真っ赤に染まっていたという。


落ちていくその先に→
 真白なシーツがあれば上々。
 それが叶わないなら、そうね。貴方の腕のなかで我慢してあげる。


ゆるやかに、緩やかに→
 流れて行く水を見て、それはきっと人生と一緒だなんて。流れに逆らうのも人生だろう?


ねぇ、気付いてる?→
 いや。気付いているよね、その顔は。気付かないふりなんか無駄だって。耳まで真っ赤になってきてるよ。


心のどろどろとした気持ちと→
 感情を表したような惨状は、むせ返るような錆びた匂いと、嘔吐を誘う生臭さをを撒き散らかしていた。


雷のようなあの衝撃は→
 二度とないと思っていた。それがどうだ。これは悪夢だ。


いちたすいちは→
 いち。その後は、に。んで、その後はさん。え?家族ってそうやって増えるって父様が。


凶器的なその→
 笑顔は間違いなく凶器で、でもどうしてなのかしら? 冷や汗が背を伝うのよね。


桜の木の下に→
 美女を埋めるといい色になるんだってよ。だからほら、いい色だろう?


黒猫の瞳は→
 あの世とこの世を繋ぐ窓だと友人に聞いた。それとよく目が合うんだよ。なあお前、俺が見えてるのか?


貴方と私だけの→
 世界になればいいのに。それなら馬鹿な行動もしなくなるでしょう?


硝煙、赤色、→
 驚愕の青。キミが見た最後は、きっと、絶望的な天国。


あなたと共に→
 閉じ込められた場所。そこから出る時も一緒だったのに、選んだ道は別だったね。


お疲れ様でした。
よろしければ回す人を…

→暇すぎて死にそうな、あなた!
→バトンを渡されたと勝手に思う、きみ!
→自分のほうが上手く書けると思う、作家殿!
まま。適当に拾ってってくださりませ。



いろんなジャンルで書いてみたつもり。

一番浮かばなかったのは「月の欠片を」 と 「貴方と私だけの」 かな。
なんだろう。ありふれたものじゃ面白くないしな~とか思いつつ、悶々としたあげくがアレです。

一番ぱっと思い浮かんだのは「桜の木の下に」 と 「落ちていく先に」
桜といえば、このエピソード!って感じで。

なんか、一つのお話書けそうなものも中にあります。
こういう息抜きって楽しいですね♪
 

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